ep3「天才さん、お邪魔しまーす。」モフコハウスにて花房氏と雑談!
こんばんは、soraです。
昨日は某百貨店にこもりっきりだったので晴れてたのかも雨だったのかもわかりませんが、皆さんいかがお過ごしでしたか?
さて前回は、花房さんがお住いのシェアハウス、『モフコハウス』に足を踏み入れたところで終わってました。今日はその続きを。
モフコハウス
「はいってくださーい」
『お、お邪魔しまーす...』
廊下を眠たげに歩くにいちゃん花房さんの後を、恐る恐る歩きます。
「汚れてますけどどうぞー」と襖を開くと、そこには見たこともないような和室が広がっていました。
何かの資料や、書籍(会議に使える!英会話)や、ケーブルや、macbookとにらめっこする大人四人が、8畳の和室の中に散在していたんです。朝の7時過ぎだというのに、身動き一つ取るのにも慎重になるほどの緊張感。
ここは和室か、はたまたシリコンバレーか...。
↓(この二つの融合です。シュールです。)
今から会議するから適当に座ってーと言われたので、驚くのもつかの間、そそくさと隅の方に寄りました。
しばらくシリコンバレー和室の様子を眺めていると、花房さんが
「shall we get started?」(会議始めるよ?)
と号令をかけました。すると部屋の隅にある炬燵に大人四人と花房氏が集結し、英語を使っての会議が始まりました。いよいよ異様な光景です。
途中一人の男性が声を荒らげる場面もありましたが、15分ほどで会議は終わり、やっと花房さんとお話しできることに。
空「いきなり英語で会議が始まってびっくりしました。いつも仕事の話は英語でやられてるんですか?」
花房氏「毎朝やってます。各々の仕事の進捗状況を確かめるためがメインなので。普段は日本語ですが、会議の時は英語にしています。取引相手が英語しか話せない時もありますからね」
空「でもさっきの会議の終わりらへん、ちょっと喧嘩になってましたね」
花「彼はエンジニアです。ちょっと変わってます」
空「(いや、だいぶ変わってるような...)なるほど。どうしてmanaveeみたいなサイトを作ろうと思ったんすか??」
花「需要と供給かなぁ...まぁ予備校ぶっ潰そうみたいな」
空「汚い話、どうして起業せずNPO法人化されたんですか? だって、あんなに人気のサイトで...」
花「純粋に金儲けにあまり興味がなかったから。お金とったらそれもう予備校と一緒だし」
空「あ、確かに」
花「あなた(僕を指差しながら)、スノーボードとかめっちゃしてそうですね」
空「!? うーん2回ぐらいしかしたことないッス...」
花「いやうそでしょ。絶対スピンしてるでしょ。ジャンプしてスピン。くるくるーって」
空「い、いや...(助けて陸ー)」
陸「えと、僕らやろうとしてることがありまして。」
花「はいはい」
陸「今こうやって僕らと花房さんで雑談してるじゃないですか。これって僕がたまたまメールして、たまたま空が東京にいて、たまたま花房さんがあってくれたからできてること。つまり『体験は環境に依存している』この現状を変えたいんです」
花「わかります」
陸「そして『雑談』。昨日も空と話してたんですけど、誰かと雑談した時って、たとえその誰かを忘れても、その雑談で得た知識は忘れない。それに雑談はその人の考えが表に出やすい。インタビューみたいに形式張って堅苦しいものではなく、ラフに、いろんな話をすることで、相手の考えもわかるし、自分の考えもアウトプットできる。雑談って本当に楽しいものだと思うんです」
花「ふむふむ。それで?」
陸「はい。だから僕らはいろんな人(起業家とか花屋とか教師とか職人とか...)と雑談して、それを動画に収めて編集し、ジャンル分けされた状態で誰でも雑談を体験出来るサイトを作りたいんです。」
花「いいですねぇ。それはTEDとかと似てるようで全然違いますもんね」
陸(目を輝かせながら)「そーです!コメント機能もつけますし!」
空(目を輝かせながら)「何が言いたいかって、こんな普通の学生でも会いに行けば雑談できるんだぜって発信することで、みんながよりアクティブになると思うんです!」
花「すぐやるべきですよ。」
陸「はい。今サイトを作成してるところです」
花「僕と話してる場合じゃないですよ。ほら、すぐやらないと。誰かが始めますよ」
ほら早く。こたつにくるまりながら、花房さんはうながします。
陸・空「.......今日はありがとうございましたッ失礼しますッ」
花「はーい。あ、そういえば村上さん(陸)はいつまで東京におられるんですか。よかったらモフコハウス一部屋貸しましょうか」
陸「(部屋の中を見回しながら)結構です...」
笑顔の花房さんに頭を下げながら、モフコハウスをあとにしました。
とりあえず、ダッシュ。なぜか、ダッシュ。爆笑しながら、ダッシュ。
二人ともあの家のヤバい空気にあてられて、いてもたってもいられなくなっていたんでしょう。
家に帰り、早速英語で打ち合わせ。30秒でルールを変更し、日本語OKに。
サイトを作るためのプランを購入し、しばし無言で作業。
陸「そういや、最初の雑談どこ行く?誰か話したい人おる?」
空「...古本屋。あの人たちどうやって稼いでんの。」
陸「...激アツ。」
次回もお楽しみに〜〜〜
今日も読んでくださりありがとうございました。
次回はドキドキ!古書滝堂さんで雑談!(缶コーヒーに気をつけろ!)になります。
是非是非。
ではまたー。
ep2 「天才さん、お邪魔しまーす①」花房氏のシェアハウス『モフコハウス』に突撃!
こんばんは。若干風邪気味のsoraです。皆さんもお気をつけくださいね。辛いもんです。
さて前回は、 りくがおうちに来て、花房さんに会ってくるーっ行ってきまーすってとこでした。
↓一番荒れてる時のボクンチ
相も変わらずテスト週間。その日僕は、入学当初『フランス映画が好きだから』という安直な理由で選んだ第二外国語の試験前日ということで、一向に見えてこない動詞活用の規則性を探す旅(inマック)に出ておりました。また、同時に大学の友人と作っていた自主制作映画も佳境を迎え、心身ともに疲労はピーク。
↓映画制作の様子。
絶望的なテスト勉強に見切りをつけ、ため息つきつき、重い足取りで家に帰りました。
「じゅしらぶにゅー...」
「ウ”ィッスーーー!」
あ、そうだった。りくがいるんでした。
えらい元気そうですねこの子。
「はは、元気いいなー。何かいいことでもあったのかい?」
「空、あいつはぶっ飛んでるぞ!!」
「あいつ??」
「花房氏!!!!」
それから彼は花房さんと話した内容をこと細かーく説明してくれました。
「それでさ、何がすごいって近くに親子連れが座った時にさ、急に花房さんが子供を指差していうわけよ。『あの子、めっちゃおもろいで。』って」
聞いてるうちに、
「『爆発的な成功が遅くなるのは勿体無いないじゃないすか』とかしびれたわー」
なんだかだんだん、
「やっぱ天才ってのはおもろいなぁ」
僕も花房さんに会いたくなってきた。
「空も行ったらよかったのになぁ。いや、マジでメールしてよかったわ」
決めました。会いにゆきます。
「りく、俺も会いたい。特に聞きたいことも話したいこともないんやけど......」
「お、マジか。行こうぜ。」
おい、軽いな。
「俺も花房さんのシェアハウス行ってみたかったけん、mailしてみっか」
「え、マジで、いいの?」
「大丈夫っしょ!」
この時は正直(よーわからんけど、会ってくれるなら会わんと損やろ。面白そうだし)ぐらいの気持ちでした。
僕はりくと違って行動力があるわけじゃありません。計算が苦手な行き当たりばったり人間です。愛と好奇心だけが友達です。
そんなこんなでその週末には、花房氏が立案企画して彼も実際に住まわれているモフコハウスに行くことになりました。しかも奇遇なことに、モフコハウスは、一人暮らししている僕の家からなんと徒歩10分の距離にありました。
意外と近くにいるもんなんですねー、天才。
ぷーらぷら歩いて、なんやかんやで到着。
モフコハウスの外観はイメージしていたシェアハウスとは違い、結構普通の、家。
世間を騒がせているmanavee花房氏が住んでいる家とは誰も思わないくらい、普通。
待ち合わせ時間になると眼鏡をかけた眠そうな男性がドアを開けて出てきました。
「はよざいまーす...」
「おはようございます!」「あ、おはようございます!」
りくがまるで高校野球児のごとく挨拶をしているので、僕もそれに習って挨拶。
男性の後に続きながら家に入るとりくが「今の人が花房さんばい」と耳打ちしてきました。うそっ!? どう見ても普通の寝起きの人じゃないですか!どうなの谷川くん!
玄関で沓を脱ぎ、そのまま恐る恐る、家の奥へ......
そこで僕らが見た、衝撃の光景とは!?
次回のブログでお会いしましょう〜
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ep1 りくがおうちにやってきた。
こんにちは。knocker JPNの寺田空です。
今日から僕と村上大陸が代表するknocker JPNとは一体何なのか、どのようにして発足したのか、ちょびちょび書いていこうと思います。
↓knocker JPNのロゴ
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