ep8 「空、カナダへ。③」短期留学で僕が体験した『Vancouverite精神』とは何か。&今日のおすすめ本『あどりぶシネ倶楽部』
こんばんは!soraです!!
今日は映画の撮影でした。木に登って撮ったからか、死ぬほど蚊に刺されました。夏ですねぇ〜〜。
今日も留学について書きますよ。いいかげんしつこいと自分でも思うんですけど、どーうしても書きたいことがあって。もうちょっとお付き合いくださいな。
【朗報】カナダにて、寺田空、ついにモテ期か?
バンクーバーで過ごし始めて以来、ずっと気になることがありました。
『こっちの女の子、俺の目を見て微笑んでくるんだけど?』
それは通学のバスの中でも、大学構内や、街を歩いている時でさえも。
なんで??なんでそんなに微笑んでくれんの??嬉しいけどさあ...
いやもう...そんな優しくしないで...どうして...こんな俺にどうして...
あ、アァァァ...
「あ、わかった。俺モテ期だ。(確信)」
苦節19年。カナダの地でついに花開いたというわけか!!!!
僕は歓喜に打ち震える思いでした。だって、みんなめちゃくちゃ可愛いし!!!
...まぁもちろんモテ期でもなんでもなかったんですけどね。(ケッ、ぬぁーにがモテ期だ。あんなもんあってたまるかよ。)
謎の答えは恩師carolynが教えてくれました。
「キャロリン、僕モテ期ですわww」
「ソラ、残念だけど、それはvancouveriteたちよ」
「なんそれ」
vancouveriteとはバンクーバーに長く住んでいて、バンクーバー人の考え方が染み付いている人たちのこと。キャロリン曰く、優しくて思慮深くてふれあいが大好きなvancouveriteにとって『アイコンタクト』はとっても重要。だから、どこでも誰とでも目が合うと微笑むのがマナーだそうです。
正直落ち込みましたが、でもすごくいい習慣ですよね。微笑む方も、微笑まれる方もなんだかハッピーになれる。
「そうよソラ。今度からあなたも微笑み返してあげなさい。そしたら、あるいは、ね。」
キャロリンは他にも素晴らしいことを教えてくれました。
「ソラ、go with the flowよ。vancouveriteは人生の楽しみ方を知ってるの。どんなにきついことや面倒なことがあっても、川の流れのようにさらさらと乗り切るの。慌てたり焦ったりしてもいいことはないわ。だからgo withe the flow。忘れないで」
確かにバンクーバー人は本当に毎日楽しそうでした。本気でカナダに移住することを考えるくらい。
↓キャロリンと僕
【オススメ!】バンクーバー行くならここは行っとけ!!
約束通り、次に僕がバンクーバーに行ってもここだけは絶対外せない場所を紹介いたします。
1、Vanvouver art gallery
ダウンタウンの中心にある美術館。
目立つ外観なのでみんな目印にするだけで行きそびれがちですが、めちゃくちゃ面白かった。僕らが行った時は現代を牽引している(していた)芸術家の作品を世界中から集めて展示していました。そのジャンルは映画や建築など多岐にわたっており、自分のお気に入りのエリアを探すのが本当に楽しい。
何より気に入ったのは美術館の作りです。構造はシンプルなんですが、随所に隠し扉みたいなドアがあって、どんどん先に進んでいくうちに自分がどこにいるのかわからなくなるんです。しまいには、3階に上がるためのエスカレーターでさえ見つからない。わくわくさせられました。
↑釘付け
↑サウンドシステム
↑ゴダールでござーる
2ACME CAFE
ここはダントツオススメ。コーヒーはとっても美味しいし、店の静謐で知的な雰囲気が最高。
店員さんがスマイルで声をかけてくるタイミングも絶妙。だから、勧められるがままにケーキとクッキーを注文してしまいます。これもめちゃ美味い。早くまた行きたいです。
治安悪めのgas townにあるので、行くときはちょっと注意して(笑)
3 Vancoucer Aquarium
ここはちょっと普通の水族館と違う。
美しすぎる海の生物が堪能できるだけでなく、バンクーバー近海のシビアな環境問題も多角的な視点から取り上げていて、複雑な気持ちになります。
海は大事にしなきゃなぁ。
↓蜷川実花さんっぽい
↓超幻想的空間
↓ありえないアングルからも楽しめる
↓これ、何に見えます??
↓ウミガメにはクラゲに見えてしまうそう。間違えて食べちゃうことも...。
ポイ捨ては文字どおり、生き物を殺すんですね。気をつけよう。
さ!!!今日も読んでくださりありがとうございました!!!
だいぶ長くなってしまったけど、ここまで読んでくれたあなたはもうカナダに行きたくてたまらないはず!!!行くときは是非僕も連れてってください。
今日のおすすめ本はこれ。
学生の自主制作映画ってこんなにダサくてアホで、でもカッケェってなります。
映画は人間の暗闇の中にある小さな光を映し出すもの。
解説はなんと大林宣彦。僕もその解説読みたさに古本屋で50円で購入しましたが、漫画自体も最高に好きです。あと2年の間に神野を超えるゾォ!